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高給取りのイメージの強い看護師さんですが、実際はどうなのかをご紹介します。

看護師さんの平均給与

 

厚生労働省の調査によると、平成24年の看護師の平均年収は約471万円。
月収にすると33万円であるという結果が出ています。
あわせて、国税庁の調査で、サラリーマンの平均年収は408万円という結果です。
看護師さんはサラリーマンよりも高いお給料をもらっていることになります。

 

金額だけで見ると看護師さんの年収はかなり高め」ということが言えますよね?
しかし、この高収入は看護師という職業のお仕事がハードで大変というところに関係してます。

 

深夜勤務での不規則な生活や、立ちっぱなしの業務、重労働などの肉体面の負担だけではなく、人の命を扱うという責任感からくる精神的な負担。
体力的にも精神的にもタフであることが求められています。

 

そのため、看護師さんのお給料は仕事に見合った高めの設定にされているのです。
これは国家資格を持つ看護師さんが、そのハードな仕事をこなす対価として平均より高いお給料水準をもらっているだけのことなんですね。


 

高給与でも、昇給率は低め

 

確かに、看護師さんは初任給からお給料は高いです。
厚生労働省の調べでは、平成23年の看護師の初任給は平均393万円。
サラリーマンの初任給に比べても高いお給料からスタートします。

 

これは学生時代にとった国家資格を有しているというアドバンテージがかなり関係しているわけですが、その後の昇給率はかなり緩やかになってしまいます。
厚生労働省の平成23年のデータによると50代で549万円となり、逆にサラリーマンの昇給率から比べると非常に少ないことがわかります。

 

理由として、看護師の90パーセント以上は女性で占められており、結婚、出産を理由に退職してしまうケースが非常に多いことがあげられます。
そして、そのハードなお仕事からある程度の年齢で離職する方が多いのも理由の一つです。


 

地域によって収入差が出る?

 

これは看護師さんに限ったことではないですが、やはり大都市圏がお給料は高いです。

 

厚生労働省の調査データを見ると、平成24年の都道府県別の看護師の平均年収一位は「東京都(518万円)」、二位は「千葉県(510万円)」、三位は「神奈川県(508万円)」という結果が出ています。
最も低い「宮崎県(395万円)」と比べると東京は123万もの差があります。
圧倒的に首都圏が高いといえますよね?

 

単純に大都市、特に首都圏は地方に比べて家賃等の物価が高いために、物価に見合ったお給料が設定されているのが大きな理由ですが、規模の大きい待遇の良い病院が首都圏にはたくさんあるというのも一つの理由です。


 

お給料アップには?

 

看護師さんのお給料を上げる方法として、以下の方法があります。

 

  • 「専門看護師」「認定看護師」「ケアマネージャー」等の資格を取って資格手当をもらう方法。
  • 「夜勤手当」をはじめとする各種の手当をもらう方法。
  • キャリアアップで看護師長などの役職につく方法。

 

ただし、資格や役職はそれこそすぐに手に入れられるものではないし、何より忙しい看護師さんにはなかなか難しいといえるでしょう。

 

なるべく手っ取り早く収入をあげるのには看護師専門の転職・求人サイトで高収入の求人案件を探すのがおすすめです。
特に、地方の方が大都市圏に転職するだけで年収アップする確率はかなり高いです。

 

前述したとおり、地方と大都市圏ではかなりの年収の差があります。
そして、看護師寮のある医療機関へ転職すれば、寮の家賃は東京でも綺麗なワンルームで一万円とかざらです。
家賃は年12万円で、年収が100万円アップ…うれしいですよね?

 

すでに大都市圏でお住いの方でも、転職・求人サイトで求人案件を検索すれば、今よりも収入が上がる転職先がきっと見つかると思います。
基本給が変わらなくても、各種手当が充実していたり、福利厚生の整った職場が見つかるかもしれません。

 

まだ、転職する気がない方でも色々な情報を知っておくといった意味でも看護師専門の転職・求人サイトに登録してみましょう!

 


 

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